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突然ですが、ピクトサインって本当によくできていますよね。
細かい説明抜きで的確に用件を伝えるピクトさんは、コミュニケーション能力がズバ抜けてます。
「日本ピクトさん学会」のホームページでも、様々なピクトさんのコミュニケーションにかける意気込みを見ることができます。部下と上手にコミュニケーションがとれない管理職の皆様。是非参考にしてみてはいかがでしょうか?
さて前置きはこのくらいにして。
内装の仕事に携わっていると、たまに非常口サインの設置に悩む声を聞きます。
「避難上必要なんだけど空間的にはつけたくないなぁ」と。
たしかに彼(非常口サイン)は意外と主張するんですよ。まぁそれが彼の仕事なんですけどね。
でも、そんなことはどうでもいいくらい非常口サインに関しては、前からどうしても気になっていたことがあるんです。
ピクトさんの影の角度がおかしくないですか?
非常口の開口から差し込む希望の光がその影を作り出しているはずなんですが、右足(左足かも)の角度と鉛直方向の角度の関係から考えて、あり得ない角度に影が伸びています。
この大きさと角度通りに影を形づくると、ピクトさんの(影の)頭は壁にめり込んでいくことになります。
いくら数々の痛みに耐えてきたピクトさんでもこの仕打ちは・・・。
ということで、今回誠に勝手ながら正確な影を持つ非常口サインをつくってみました。
今後様々な建物でこのサインが使われることを切に願います。
でもデザインは従来のほうが素晴らしいですね 。
参考:「ピクトさんの本」「日本ピクトさん学会」 |
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